SW2.5ビルド「タイプ」別概論 ヒーラー概論 ソード・ワールド2.5 初心者向けビルド講座
「ヒーラータイプ」とは?
「ヒーラータイプ」は味方を回復させる役割です。
「ヒーラータイプ」がいないと戦闘中の回復ができないため、かなり不利になります。
パーティーにほぼ必須のタイプと言えるでしょう。
「ヒーラータイプ」の王道ビルド
当サイトでは初めてソード・ワールド2.5を遊ぶ人もキャラクターが作りやすいように、「王道」なビルドを紹介しています!
「ヒーラータイプ」の王道ビルドとして「プリースト」を紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
回復が可能な技能
味方を回復させることができる技能は以下の7種類があります。
- コンジャラー技能
- プリースト技能
- マギテック技能
- フェアリーテイマー技能(レベル3以上)
- レンジャー技能
- アルケミスト技能
- ジオマンサー技能
とはいえ、レンジャー技能は制限が多く、ジオマンサー技能は安定感に欠けることから、「おまけ」程度に考えることしかできません。
また、アルケミスト技能のみでパーティーの回復を担うとなると、〈マテリアルカード〉の消費が激しいため、お金が難しくなります。
なおドルイド技能はレベル10以上でメリア限定で、エンハンサー技能はレベル5以上で自分限定で、回復が可能です。
が、今回は扱いません。
「ヒーラータイプ」におすすめの技能
「ヒーラータイプ」におすすめの技能は以下の通りです。
- 純粋なヒーラーならプリースト技能
- バフ・デバフもするならコンジャラー技能
- 攻撃も考えるならマギテック技能(かフェアリーテイマー技能)
- ついでに行うならアルケミスト技能
以下でこれらの5つの技能について、それぞれおすすめの構成を解説します!
プリースト技能を使った「ヒーラータイプ」
プリースト(神官)は「ヒーラータイプ」のキャラクターを作る際に一番オススメの技能です。
もっとも回復に向いている技能で、初期作成でも以下の2つの魔法を活かして「ヒーラータイプ」として活躍できます。
- 【キュア・ウーンズ】(レベル2・HPを回復する)
- 【アウェイクン】(レベル2・気絶状態から回復させる)
プリースト技能が2レベル以上ないと「ヒーラータイプ」としての運用ができないことは注意が必要です。
なお、レベルが上がるとさまざまな状態異常を治すことができる、より強力なヒーラーとなります。
戦闘特技
おすすめなのは《魔法拡大/数》です。
パーティーの人数が4人以上なら絶対に必須と言えます。
他は割となんでもOKです。
使い勝手が良いのは《MP軽減/プリースト》です。
MPがあるなら《魔法拡大/全て》をとって、失敗によるリスクを下げるのも良いでしょう。
なお、プリースト技能は〈金属鎧〉による制限などがないため、「近接アタッカータイプ」を兼ねたり、強引に前衛として立ったりもできます。
この場合はそれに合わせておすすめの戦闘特技が変わってきます。
アイテム
〈聖印〉が必須です。
また、とにかくMPが切れたら大変なので〈魔晶石〉と〈魔香草〉が大事になってきます。
情報
〈魔晶石〉に関しては1点か2点のものを買っておき、ちまちま使うのが効率的です……が、初心者のうちは難しいかもなので、困ったら 使いたい魔法の消費MPと同じ点数のもの を買ってしまいましょう。
コンジャラー技能を使った「ヒーラータイプ」
コンジャラー(操霊術師)は「ヒーラータイプ」兼「バファー/デバファータイプ」として運用できる技能です。
2レベルから使用可能になる操霊魔法【アース・ヒール】によってHPの回復ができます。
コンジャラー技能が2レベル以上ないと「ヒーラータイプ」としての運用ができないことは注意が必要です。
プリースト技能との違い
【アース・ヒール】は神聖魔法【キュア・ウーンズ】よりも回復量が少ないことにも注意が必要です。
ただし、【アース・ヒール】は魔法生物や魔動機など、【キュア・ウーンズ】では回復できないものも回復可能というメリットもあります。
戦闘特技
おすすめなのは《魔法拡大/数》です。
パーティーの人数が4人以上なら絶対に必須と言えます。
コンジャラー技能をフル活用する際には、「バファー/デバファータイプ」についても読んでください。
アイテム
〈魔法の発動体〉が必須です。
また、とにかくMPが切れたら大変なので〈魔晶石〉と〈魔香草〉が大事になってきます。
情報
〈魔晶石〉に関しては1点か2点のものを買っておき、ちまちま使うのが効率的です……が、初心者のうちは難しいかもなので、困ったら 使いたい魔法の消費MPと同じ点数のもの を買ってしまいましょう。
マギテック技能を使った「ヒーラータイプ」
マギテック(魔動技師)は「ヒーラータイプ」兼「魔法アタッカータイプ」として運用できる技能です。
2レベルから使用可能になる魔動機術【ヒーリング・バレット】によってHPの回復ができます。
マギテック技能が2レベル以上ないと「ヒーラータイプ」としての運用ができないことは注意が必要です。
プリースト技能との違い
【ヒーリング・バレット】は神聖魔法【キュア・ウーンズ】よりも回復量が少ないことにも注意が必要です。
また、《魔法拡大/数》があったとして、複数人を同時に回復できないのも大きなデメリットです。
戦闘特技
ほぼほぼ《ターゲッティング》が必須となります。
マギテック技能をフル活用する際には、「魔法アタッカータイプ」についても読んでください。
アイテム
〈マギスフィア〉とカテゴリ〈ガン〉の武器が必須です。
〈マギスフィア〉は小で大丈夫です。
また、とにかくMPが切れたら大変なので〈魔晶石〉と〈魔香草〉が大事になってきます。
情報
〈魔晶石〉に関しては1点か2点のものを買っておき、ちまちま使うのが効率的です……が、初心者のうちは難しいかもなので、困ったら 使いたい魔法の消費MPと同じ点数のもの を買ってしまいましょう。
フェアリーテイマー技能を使った「ヒーラータイプ」
フェアリーテイマー(妖精術師)は「ヒーラータイプ」として運用できる……できる(?)技能です。
残念ながら初期作成だと「ヒーラータイプ」としては少し厳しいです。
レベル3以上で光属性を選択することで使用できる【プライマリィヒーリング】が回復魔法で、「ヒーラータイプ」として運用できるようになります。
とはいえ回復量はプリースト技能ほどではありません。
フェアリーテイマー技能は属性を使いこなすことで「魔法アタッカータイプ」や「バファー/デバファータイプ」などとして使用することもできる、万能な技能です。
戦闘特技
妖精魔法【プライマリィヒーリング】を活用するなら《魔法拡大/数》があると良いでしょう。
他では「魔法アタッカータイプ」として使うなら《ターゲッティング》を取るなど、万能ゆえにいろいろな選択肢があります。
アイテム
〈妖精使いの宝石〉が必須です。
また、とにかくMPが切れたら大変なので〈魔晶石〉と〈魔香草〉が大事になってきます。
情報
〈魔晶石〉に関しては1点か2点のものを買っておき、ちまちま使うのが効率的です……が、初心者のうちは難しいかもなので、困ったら 使いたい魔法の消費MPと同じ点数のもの を買ってしまいましょう。
アルケミスト技能を使った「ヒーラータイプ」
賦術【ヒールスプレー】を習得して使うことで「ヒーラータイプ」として運用できます。
マテリアルカードがBだとそれほど回復ができませんが、回復が補助動作でできることとBテーブルの技能で1レベルから使用できるのがメリットです。
また、コンジャラー技能の【アース・ヒール】と同様に、魔動機や魔法生物も回復することができるのもメリットです。
補助動作で使用できることとBテーブルで取得できることを活かして、サブの回復役として運用するのが良いでしょう。
500点経験点が余っていれば選択肢に入るでしょう。
戦闘特技
特にありません。メイン技能用の戦闘特技を取得しましょう。
アルケミスト技能をメインにして「バファー/デバファータイプ」として使用する場合、そちらを参考にしてください。
アイテム
〈アルケミーキット〉と〈緑のマテリアルカード〉が必須です。
初期作成であれば、〈緑のマテリアルカードA〉2〜4枚と〈緑のマテリアルカードB〉を2〜6枚持っておくと良いと思います。
もしパーティーに他に「ヒーラータイプ」がいないか、いても心細い場合は〈緑のマテリアルカードA〉を多めにしたほうがいいかもしれません。
「ヒーラータイプ」の王道ビルド
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「ヒーラータイプ」の王道ビルドとして「プリースト」を紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
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