
(C)北沢慶/グループSNE
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ソード・ワールド2.5最新サプリ『泡沫世界 龍骸剣刃譚』が発売!
ソード・ワールド2.5(SW2.5/ソドワ)の最新サプリメント『泡沫世界 龍骸剣刃譚』が発売となりました!
わーーーーーい!!!!!
この『泡沫世界 龍骸剣刃譚』は ソード・ワールド2.5で本格和風ファンタジーが遊べる とのこと。
自分で同人誌を出しちゃうくらいにはソード・ワールド2.5で和風ファンタジーが遊びたかった僕としては、もう最高としか言いようがありません。
そして「泡沫世界」シリーズの新作でもあります。
これまた、前作『モノクロマティカ』が大好きで紹介スライドも作っちゃった僕としては、とっても嬉しいです!
今回はこの最新サプリメント『泡沫世界 龍骸剣刃譚』を一読しての感想を交えて、この和風サプリメントを紹介していきます!
かなりのボリューム感なので、今回はまじで流し読みした感想って感じです。
続きも書くのでそちらもぜひ……!!
すでに買ったよって方は感想の共有に、まだ買ってないよって方は買う際の参考に、ぜひご活用ください!
今回の流れ
このブログでは、まずは全体の内容について簡単に紹介します。
次に世界観について触れて、次にデータ面、最後にルール面について触れていきます。
シナリオについてはネタバレ防止もあるので触れません。
ぜひ最後まで読んでいってください。
『泡沫世界 龍骸剣刃譚』の内容
サプリメント『泡沫世界 龍骸剣刃譚』の内容は以下のような感じです。
- 序章(小説)
- 6ページ〜30ページ
- キャラクター
- 31ページ〜60ページ
- 冒険の舞台
- 61ページ〜116ページ
- ルール&データ
- 117ページ〜238ページ
- シナリオ(2本)
- 239ページ〜283ページ
全体構成について特筆すべきこととして、レイアウトがとても洗練されています。
そして目次があります!
モノクロマティカにはなかった目次がある……、モノクロマティカの邪神たちは色彩では飽き足らず、目次も奪っていたようです。
あ、前作『モノクロマティカ』はちょっと読みにくいけど最高に面白いからスライドで紹介しているのでぜひご覧になってください。
とっても重要なのは、この『泡沫世界 龍骸剣刃譚』は『ルールブックI』対応で、他のサプリメントと組み合わせることはほぼ想定されていないということです。
追加するとしても『ルールブックII』や、魔物コンバートルールを用いて魔物を連れてくる、程度になりそうです。
世界観について
『泡沫世界 龍骸剣刃譚』の舞台は「泡沫世界」の1つ、龍骸諸島です。
泡沫世界というのは神々の戦いなどによってラクシアから切り離された「あぶく」の世界です。
世界と共に切り離されてしまった神々の影響などもあって、特殊な世界となっています。
この辺の基本的な話は『泡沫世界 モノクロマティカ』同様に詳しい泡沫世界についての内容が8ページにわたって記載されています。
さて、本題は龍骸諸島です。
その名の通り「龍の骸」の上にできた島々です。
その昔、この泡沫世界ができたとき、海だけの世界でした。
それを哀れに思った"最初の龍人"によって作られ、その肉体が龍骸諸島に、魂は龍御魂之大神となりました。
この"最初の龍人"、"龍人"リルドラケンの始祖なのか、"龍鬼"ドレイクの始祖なのか、わからなくなっているようです。
ドワーフ・エルフに続いてリルドラケンの始祖が登場したのかと思いましたが……。
龍の骸が変じた大地は大きく5つの島に分かれています。ちょっと日本に似た形です。
- 凍髏
- 躯州
- 北翼
- 南翅
- 灼尾
ちなみに凍髏の「髏」は髑髏の2文字目で、「しゃれこうべ」と読むらしいです。
龍神の霊力は人族と蛮族……ではなくこの世界では「鬼族」の戦いによって方向性が与えられ、ニギミタマとアラミタマに分かれることになります。
さて、その前後の人族の歴史、国ができたり、武家と公家で対立したり、幕府ができたり、幕府が新しくなったり……はまた後日、しっかりとまとめるとしまして。
PCは"検非異使"として、〈浄玉〉を持ち、浄化の結界の綻びによって生じるようになったアラミタマによる事件を解決することになります。
アラミタマ、龍御魂之大神の霊力に影響が与えられたものの1つですね。
……なんだろう、考察が捗りそうな設定だ……。
ラクシアと組み合わせることをあまり想定していないようですが、時代が違うからなのかもしれません。
……もしかして魔動機文明時代サプリの布石だったり……しませんかね……?
登場する種族
主に登場するのは人間、火鎚(ドワーフ)、雪人(スノウエルフ)、&ruby_化け猫,バケネコ(ミアキス)、龍人(リルドラケン)です。
他の種族も数は少ないながら、存在はするようです。
ラクシア(楽土と呼ばれる)から来る者は「渡来人」と呼ばれるようです。
ナイトメアが生まれないんですね。不思議です。
楽土神の信仰
ラクシアの神紀文明時代の出来事が楽土神話として語り継がれています。
とはいえ、ティダンが女神になったりしているようです。
- 禮光之大神(ライフォス)
- 禘旦之大女神(ティダン)
- 静陰之大神(シーン)
- 切祕明之大神(キルヒア)
魔物たち
魔物の分類・名前が和風にアレンジされています。
- 鬼(蛮族)
- 妖(幻獣)
- 死霊(アンデッド)
- 付喪神(魔法生物)
それぞれ独自の魔物が登場しています。
鬼が12種、妖が11種、動物が4種、植物が3種、死霊が6種、付喪神が6種、人族が5種の合計47種が出ています。
1〜8レベルまで、PCは初期作成〜6レベルまでが想定ということのようですね。
魔物のコンバートルールもあります。
データ面:龍骸技能について
複数技能を組み合わせて習得・成長するルールです。ちょっとした違いもあったりします。
- 侍技能:ファイター・グラップラー・シューター・レンジャー
- 忍者技能:フェンサー・スカウト・レンジャー
- 呪術師技能:ソーサラー・コンジャラー・セージ
- 巫覡技能:ファイター・グラップラー・プリースト・セージ
新たな判定として機先判定があります。
これは少人数戦闘における先制判定のような者で、侍技能 or 忍者技能を用いて判定します。
呪術師技能はソーサラー・コンジャラーの魔法のうち一部だけを呪術として使用できます。
呪術は1〜6レベル用があります。
巫覡技能ではほぼ神聖魔法の巫寄せが使えます。
なお、近日中に龍骸技能のまとめを公開予定です!
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データ面:ミアキス/化け猫
ソード・ワールド2.0で登場し、愛されていた猫人の種族「ミアキス」が満を持して登場しました!!
猫になれる人、もしくは人になれる猫のミアキス。
リカントとは異なる種族です。
リカントとの比較は以前に行なっていますので、ぜひこちらもご覧ください。
化け猫ってことで、この世界では「妖」(この世界の幻獣)の一種ともされるようです。
そして今作には(おそらく)種族特徴の強化が掲っていません。
となると、ラクシア用にまたサプリメントが出るのを待ちたいところですね。
また、ミアキスについてはこちらのページにもまとめています!
こちらもぜひご覧になってください。
データ面:種族について
主に前述の人間・ドワーフ・スノウエルフ・ミアキスが登場します。
リルドラケンは名称こそあれど、PCデータはありません。
他の種族については名称は掲載されていません。
なお、近日中に龍骸剣刃譚に登場する種族のまとめを公開予定です!
ぜひサイトをブックマークするか、Twitter(@syachi_hoko_trp)をフォローしてお待ちいただければ幸いです。
ルール面:少人数戦闘ルール / 一騎打ちについて
先制判定が機先判定に変わり、ラウンドごとに処理したり、武器(得物)によって間合いが決まったり、代表者以外は支援者となって支援行動が行えたり……。
ちょっといろいろ違うところがあって、また次回とさせてください……。
とりあえず、かなり面白そうです。
まとめ
『龍骸剣刃譚』、本当に最高でした。
個人的にはこれまでのソード・ワールド2.5のサプリメントの中でも1・2を争うレベルで大好きになっています!
とにかく世界観がすごい……!
今後も引き続きサプリメント『泡沫世界 龍骸剣刃譚』についてまとめていく予定です!
特に『泡沫世界 龍骸剣刃譚』使える種族・技能の情報については近日中に公開予定です。
同人和風サプリも製作中!
2024年11月に頒布した、ソード・ワールド2.5で和風ファンタジーを遊ぶための同人サプリメント『シナノシマ 壱』。
サプリメント『泡沫世界 龍骸剣刃譚』と組み合わせて遊ぶための『シナノシマ 改訂版』を準備中です!
こちらはラクシアの特殊な島を舞台にしていて、他のサプリメントを組み合わせることも想定しています。
本格和風ではないですが、『龍骸剣刃譚』とは異なる魅力があるものになっているはずです。
2025年5月18日(日)に頒布開始予定ですので、こちらもよろしくお願いします。
ソード・ワールド2.5で和風ファンタジーを最大限に遊び尽くしましょう!!
他のブログ記事もぜひ!!
他にもいろいろとブログを書いております。
ぜひもう1つ読んでいってください。