2023-24シーズンの レアル・マドリード 感想とか各選手についてとか
他のページよりも気軽に書かせてもらってます。
ご了承の上、お読みいただければ幸いです。
2023-24シーズンのレアル・マドリード
僕の推しサッカークラブであるレアル・マドリード(スペイン1部「ラ・リーガ」所属)についてのブログです。
TRPGとは全く関係ないです。
今回は23-24シーズン(2023年夏から2024年夏にかけて)のレアル・マドリードについて、感想とかとかを書いていきます。
なぜシーズン終盤のこのタイミングかというと、なんとなくです。
ぶっちゃけ昨年度ヨーロッパ王者のマンチェスターシティにあんな劇的勝利をしたら書きたくなってもしょうがないと思うんです。
レアル・マドリードはどんなクラブ?
なんとなく最初に基本情報を書いておきます。
所属リーグ
スペイン1部リーグ「ラ・リーガ」(La Liga)
参加コンペティション
- スペイン1部リーグ「ラ・リーガ」
- スペイン国内カップ戦「コパ・デル・レイ」(国王杯)
- スペイン国内カップ戦「スーペルコパ・デ・エスパーニャ」(スペインスーパーカップ)
- ヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)
本拠地
マドリード市
スタジアムは「サンティアゴ・ベルナベウ」
主なタイトル
ラ・リーガ
優勝回数35回は最多。
直近では2021-22シーズン(2シーズン前)に優勝しており、昨年度は2位。
コパ・デル・レイ
優勝回数20回で3位。ちなみに準優勝回数20回は最多。
昨年度、9年ぶりに優勝した。そもそも9年ぶりに決勝に行った。苦手とする……というか興味がなさそうなタイトル。
ヨーロッパチャンピオンズリーグ
優勝回数14回で最多。
直近では2021-22シーズン(2シーズン前)に優勝しており、昨年度はベスト4。
今シーズンの結果について
獲得タイトル
現在の獲得タイトルは1(スーペルコパ)です。
ラ・リーガ
38試合中30試合を消化して、首位に位置しており、優勝が見えています。
同じマドリード市を本拠地とするライバルクラブ「アトレティコ・マドリード」に1回負けた以外は負けていません。
コパ・デル・レイ
コパ・デル・レイは同じマドリード市を本拠地とするライバルクラブ「アトレティコ・マドリード」に負けて早めに敗退しました。
スーペルコパ・デ・エスパーニャ
ライバルクラブ「アトレティコ・マドリード」「バルセロナ」を破り、優勝しました。
ヨーロッパチャンピオンズリーグ
昨年度王者であり昨年度負けた相手であるマンチェスターシティに勝利(記録上は引き分け・PK戦での勝利)しベスト4入りしています。
次はドイツで11連覇していた(そして今年は優勝できないことが決まった)バイエルン・ミュンヘンとの準決勝です。
今シーズンの各選手について
GK(3人)
背番号1:ティボー・クルトワ
まさかのシーズン開始直前に大怪我をし、復帰するかといわれた3月にさらに怪我。
2シーズン前のヨーロッパチャンピオンズリーグ優勝に大貢献したチームの守護神が不在となった。
リハビリ頑張って帰ってきてください。
背番号13:アンドリー・ルニン
まさかのクルトワの怪我で開幕2試合で先発した昨シーズンの第2GK。
ケパ加入で出番を失いかけるも、ケパの怪我のタイミングで出番を掴むと大活躍。
スーペルコパ・デ・エスパーニャの優勝はルニンのセーブによってもたらされたと言っても過言ではなく、そのままケパとの正守護神争いに勝利。
ヨーロッパチャンピオンズリーグのマンチェスターシティ戦での勝利にも貢献した。
今季最も目立った選手の1人。
背番号25:ケパ・アリサバラガ
新加入(レンタル)。
まさかのクルトワの怪我でチェルシーからレンタルしたGK。
突然のオファーを受けて加入してくれたのはとても助かったが、シーズン後半は出番なし。
それでもPK戦前にルニンに懸命にアドバイスしているなど、いい人。
おそらく来年度はマドリーにもチェルシーにもいなそうだが……新天地で楽しくサッカーをしていてほしい。
DF(8人)
背番号2:ダニ・カルバハル
第3キャプテン。
世界最高の右サイドバック復活と言わんばかりに、怪我なくシーズンを送っている。
安定した守備だけでなく、果敢な攻撃参加も繰り返す。
もう何年かはマドリーで活躍してほしい。
あとホセルと義兄弟(パートナー同士が姉妹)なのおもしろい。
背番号3:エデル・ミリトン
クルトワに続いてまさかのシーズン序盤に大怪我。
ついに復帰した。
センターバックとしてはもちろんだが、マドリーの次期DFリーダーとして、ブラジル勢の兄貴分として、いろいろな活躍に期待。
背番号4:ダヴィド・アラバ
シーズン序盤を支えていたが、シーズン中盤にまさかまさかの大怪我。
来シーズンも残ってほしいが……高給だし……もし移籍してしまっても試合見ます。大好きです。
背番号6:ナチョ・フェルナンデス
キャプテン。
ついにマドリーのカピタン(キャプテン)になったカンテラ(ユース)出身のオールラウンドDF。
シーズン序盤はミスも目立っていたが、ヨーロッパチャンピオンズリーグのマンチェスターシティ戦では最高のセンターバックの1人であることを証明した。
背番号17:ルーカス・バスケス
たぶんDF。右サイドならウィングからサイドバックまでなんでもこなす、カンテラ(ユース)出身の便利屋2人目。
カルバハルが怪我ない分、出番は少なめだが、チームが4-3-3から4-4-2にしたことでミッドフィルダーでの出場も増えていてさすが。
相変わらずクロースからのパスをトラップするのがうますぎる。
そしてPKを蹴る前にリフティングするメンタルを持ってる。さすがすぎる。
背番号20:フラン・ガルシア
新加入。
昨シーズン、ラージョ・バジェカーノで大活躍して帰ってきたカンテラ(ユース)出身の左サイドバック。
ラージョで請け負った攻撃のタスクはヴィニシウスで十分であり、そのヴィニシウスを支える守備のタスクではメンディに軍配が上がる。
難しいシーズンになっているが……。
背番号22:アントニオ・リュディガー
ミルトンが大怪我をし、シーズン中盤にはアラバも大怪我したなかで、フル稼働でチームを支えるセンターバック。
ほぼ怪我なく、そして失点も少なくと、とにかく大感謝。
ヨーロッパチャンピオンズリーグのマンチェスターシティ戦のPK戦では5人目に蹴り、見事に決めて準決勝進出を決めた。あれは本人の実力ももちろんだけど、これまでのリュディガーの頑張りにサッカーの神様がほほえんだとしか思えない。
背番号23:フェルラン・メンディ
攻撃に出ていくと何も期待できないが、守備になると全く心配がいらない、現代サッカーに珍しい超守備的な左サイドバック。
相変わらず守備が硬く、しょーもないパスミスも減った印象。
退団の噂があるが、できれば残留してほしい。でも昨シーズンの怪我の多さを考えると昇給は難しいだろうし、契約延長できないのかもしれない。難しい。
あと本当にプライベートが謎。
最近は「無趣味のデンベレ」なんじゃないかと思ってる。
MF(8人)
背番号5:ジュード・ベリンガム
新加入。
背番号はジネディーヌ・ジダンと同じ「5」とした20歳。
序盤では「ベリンガムシステム」と呼ばれた中盤菱形の4-4-2でトップ下を務め、退団したバロンドールFWカリム・ベンゼマの穴を埋める大量得点。
最近は得点こそ減っているが、判断力・パス・フィジカルを活かして大活躍。守備での献身性も凄まじい。
たぶんめちゃくちゃゴールと勝利への執念がある。
マドリーをあと10年以上支えてほしい。
背番号8:トニ・クロース
チームの若返り方針を実力で跳ね返してスタメンを取り返し、守備でも献身性を見せつつ、世界最高のパサー/精密機械としての実力を思う存分発揮。
ドイツ代表にも電撃復帰した。
個人的にはEUROでドイツ代表が優勝してバロンドールを取ってほしいなって思ってます。
あと絶対に引退しないで、あと1年はやってください。
背番号10:ルカ・モドリッチ
お願いだからもう1年、レアル・マドリードでプレーしよう。
たぶん貴方を最も活かせるチームはレアル・マドリード。
スタメン回数は減ってプレー時間も減ったとはいえ、出番がないわけではない。
お願いしますもう1年いてほしいです……。
背番号12:エドゥアルド・カマヴィンガ
前々キャプテンであるマルセロの背番号12を身につけ、華麗なプレーと献身的な守備でチームを支える21歳。
サイドバックもアンカーもボランチもインサイドハーフもウィングもやる。ゴールキーパーもやっていた(子供たちとの練習で)スーパーオールラウンダー。
マドリーをあと10年以上支えてほしい。
背番号15:フェデリコ・バルベルデ
ほぼ常にスタメンで、ボランチでもインサイドハーフでもウィングでもしっかりタスクをこなす、万能型ミッドフィルダーの1人。
すごい。安定して強い。最高。
将来カピタン(キャプテン)を目指してるらしい。まじで見たい。
背番号18:オーレリアン・チュアメニ
昨シーズン後半の不調はなんだったのか。世界最高のアンカーの1人であることを示したし、なんなら世界最高峰のセンターバックでもあった。
背番号19:ダニ・セバージョス
怪我も多く、なかなか出番がない。
でればカマヴィンガ・バルベルデ・チュアメニとはまた違う働きを見せてくれるはずなので、シーズン終盤の活躍に期待。
背番号24:アルダ・ギュレル
新加入。
期待の若手として入団するも、怪我を繰り返しなかなか出番なし。
守備の危うさ故か、なかなか起用されない。シーズン終盤の活躍に期待。
背番号?:チュアメニンガ
問答無用で世界最高のアンカー・ボランチ。
アンチェロッティは起用したいようだが、たぶんなんらかの法律・国際条約、もしくは世界の摂理によって禁止されているよう。
たぶん背番号は9か16。
FW(4人)
背番号7:ヴィニシウス・ジュニオール
レアル・マドリードにおける「7番」は特別な番号。
最近ではクリスティアーノ・ロナウドやラウール・ゴンザレスがつけたエースナンバーを受け継いだ、マドリーの新エース。
勝つまで続けるドリブル、弱点だったはずの決定力、理不尽なミドルを身につけ、マドリーのエースにふさわしくなっている。
マドリーのエースとしての活躍にはもっともっと期待したい。
背番号11:ロドリゴ・ゴエス
ゴールの波が激しいが、ゴール以外も含め活躍していることは忘れてはいけない。
ヴィニシウスの親友であることも含め、絶対に残留してください。たとえ誰が加入しようと、世界中の全てのウィングがマドリーに来たとしても、必要過ぎる戦力です。
背番号14:ホセル
新加入(レンタル)。
いくつものクラブを渡し歩き、ゴールを取り続け、ついにマドリーに帰還したカンテラ(ユース)出身の長身フォワード。
出番は多くはないが、出れば活躍し、しっかりとゴールも取ってくれる。
ここ数年のマドリーではベンゼマの次に得点を取っているというセンターフォワード。あまりにセンターフォワード補強がうまく行っていなかったマドリーにとって救世主。
背番号21:ブライム・ディアス
新加入(レンタルバック)。
3年間レンタルで所属したミランでは背番号10もつけ、ついに帰ってきたカンテラ(ユース)出身のフォワード。
左も右もトップ下もできて、ドリブルもシュートもうまく、周りを活かすプレーにも長けた万能フォワード。
スタメンで出れるクラブで活躍してほしい気持ちもあるし、マドリーにいてほしい気持ちもある。
監督
カルロ・アンチェロッティ
60代になってもなお世界最高峰の監督の1人であり、レアル・マドリードにとって最高の監督。
アンチェロッティの人身掌握術はサッカー関係なく、全人類が学ぶべき。
今シーズンは戦術のレパートリーの多さも発揮され、序盤の4-4-2(中盤菱形・ベリンガムシステム)から中盤以降の4-4-2(中盤フラット)、シティ戦での変則な4-2-3-1(ヴィニシウス1トップ)などなどとーっても楽しいサッカーを見せてくれる神様。
彼がいれば安心。
会長
フロレンティーノ・ペレス
最強の経営者としての手腕を存分に発揮し、本拠地「サンティアゴ・ベルナベウ」を最強のスタジアムへと改修。芝のコンディションを守りつつ、ライブなどにも使える超大型スタジアムはサッカーだけでなく、クラブ運営に大きな利益をもたらすらしい。
今シーズン終了後にはテイラー・スウィフトのライブも実施するとのことで、今後どれだけの収益を生み出すのやら。
補強もフラン・ガルシアとアルダ・ギュレルこそなかなか出番がないものの、ベリンガムはあの額を払っても安すぎた大活躍をし、ホセルも大当たりと言って差し支えなし。
そもそも前から補強していたバルベルデ・ヴィニシウス・ロドリゴ・カマヴィンガ・チュアメニが全員世界最高峰の選手になっている。
すでにブラジル代表としてサンティアゴ・ベルナベウでゴールを決めた17歳エンドリッキにも期待は高まる。
あえて言うならメディア戦略はもう少し自重してもいいと思う。
23-24シーズンのレアル・マドリードについて
ついに感想を書いていきます。選手紹介で疲れた……。
えっと、シーズン終わってないのですが、すごく良いシーズンだと思います。
バロンドーラーでありエースであったカリム・ベンゼマがいなくなったのに、それを感じさせないシーズンになっています、
ラ・リーガ昨年度優勝のバルセロナと大躍進のジローナを抑え1位をキープしていること、チャンピオンズリーグでマンチェスターシティとの激闘の末ベスト4に進出したこと、もう十分……は流石に言い過ぎですね。あと2タイトル、獲りましょう。
もちろんベリンガムはすごく、怪我や人種差別に悩まされながらも活躍する新「7番」ヴィニシウスは最高です。
守備で活躍しまくっているバルベルデ・カルバハル・リュディガー・ルニンも超最高です。
戦力的にはチャンピオンズリーグでの15回目の優勝がかなり見えてきました……? まぁ、なにごとも必ずしもうまくいくものではないので、なんかしょーもない失点で突然敗退するのもありそうなのですが……。
まぁそういう「マドリーらしさ」も含め、好きです。
放映権について
えっと、レアル・マドリードと直接は関係ないのですが……。
DAZNの値上げは許せません。サッカー全体で放映料をあげすぎなのもそうなのですが、DAZNの加入者数を増やす努力が足りないのもあるだろ……。実況者・解説者も何人か引き抜かれたし、何をしているんだか……。解約しました。
まぁでも来シーズンも見たいので、どこかは「ラ・リーガ」「チャンピオンズリーグ」を放送してください。絶対に。
最後に
気が向いたら良かったプレーを紹介する記事を書きます。
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