蛮族PCについて知ろう! ソード・ワールド2.x 蛮族PCの歴史

2024/6/15公開
当ページの全てまたは一部のコンテンツは、「北沢慶」「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ソード・ワールド2.5』の二次創作物です。
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ブログでは僕が考えたことを、基本的に考えた順に書いています。
他のページよりも気軽に書かせてもらってます。
ご了承の上、お読みいただければ幸いです。

ソード・ワールド2.xにおける「蛮族PC」の歴史

ソード・ワールド2.5(SW2.5/ソドワ)の最新サプリメント『バルバロスレイジ』が2024年6月20日に発売され、蛮族をPCとして遊ぶことができるルール「蛮族PC」が追加されます!
さらにサプリメント『バルバロスサーガ』が7月に発売され、より蛮族PCが充実します!

今回はそんな「蛮族PC」の歴史を、旧版のソード・ワールド2.0(SW2.0)まで遡って紹介していきます!
蛮族PCについて知るため、ぜひ読んでいってください。
知っている方も「懐かしいな」って見てもらえると思います。

なお、『バルバロスレイジ』の紹介はこちらでしていますので、合わせてご覧ください。

また、昨日は「蛮族PCで遊ぶ際の注意点」を公開しています。こちらもぜひご覧ください。

『バルバロステイルズ』蛮族PCの始まり

蛮族PCが登場したのはソード・ワールド2.0サプリメント『バルバロステイルズ』です。
2010年8月27日に発売されました。

『バルバロステイルズ』はソード・ワールド2.5における『モンストラスロア』のように魔物データがまとまっているサプリメントです。
ただし、『モンストラスロア』にはドルイド技能とデーモンルーラー技能があるように、『バルバロステイルズ』には蛮族PCデータがあるという大きな違いがあります。

『バルバロステイルズ』に掲載された蛮族PCは以下の5種です。

  • ドレイク(ブロークン)
  • ダークトロール
  • ラミア
  • ライカンスロープ
  • コボルド

ドレイク(ブロークン)は魔剣を失ったドレイクです。

『バルバロステイルズ』では「ドレイク」と記載されています。
しかしのちに魔剣を持つドレイクデータも出てきた際に「ドレイク(ブロークン)」と呼ばれるようになったため、ここでは「ドレイク(ブロークン)」と記載しています。

リプレイ「from USA」シリーズ

2010年10月20日に第1巻が出て、最終的に第11巻まで3年半続いた長編シリーズで、蛮族たちを描くリプレイです。
ベーテ先生の初リプレイでもあります。

『カルディアグレイス』神秘的なサプリメント

ソード・ワールド2.0サプリメント『カルディアグレイス』は、ソード・ワールド2.0が5年を迎えルール改訂をする際に出たサプリメントです。
2012年8月16日に発売されました。

内容は種族の追加(人族・蛮族)や技能の追加に加えて、戦闘ルールの改訂があります

『カルディアグレイス』に掲載された蛮族PC・準蛮族PCは以下の2種です。

  • ウィークリング
  • ラルヴァ

リプレイ『カルディア・カーニバル!』

サプリメント『カルディアグレイス』での新登場種族で遊ぶというコンセプトのリプレイです。
2013年4月20日に発売されました。

『イグニスブレイズ』第二の剣を冠するサプリメント

ソード・ワールド2.0サプリメント『イグニスブレイズ』は、ソード・ワールド2.0が5年を迎えルール改訂をする際に出たサプリメントです。
2013年8月20日に発売されました。

内容は種族の追加(人族・蛮族)に加えて戦闘特技などのルール改訂と盛り沢山で、またタイトル通り第二の剣イグニスにまつわる内容が多数収録されています。

『イグニスブレイズ』に掲載された蛮族PC・準蛮族PCは以下の2種です。

  • ダークドワーフ
  • バルカン

リプレイ「Rock'n Role」シリーズ

人蛮混合のレンドリフト地方を舞台としたリプレイで、2015年10月20日に第1巻が発売となり、第5巻まで続きました。
やはり作者はベーテ先生です。

『バルバロスブック』蛮族PC大集結

ソード・ワールド2.0の文庫本サイズのサプリメント『バルバロスブック』では計12種の蛮族PCが掲載されています。
2016年7月20日に発売され、ドレイクとバジリスクという2大上位蛮族が解禁され、フィジカルマスター技能も追加されました。

新たに追加された蛮族PCは以下の4種です。

  • ドレイク(ナイト)
  • バジリスク
  • リザードマン
  • ケンタウロス

『ディルフラム博物誌』求道者

2016年9月17日に発売されたソード・ワールド2.0サプリメント『ディルフラム博物誌』は、蛮族PCデータを直接追加するわけではありませんが、拡張するものなので紹介します。

2015年8月20日に発売されたソード・ワールド2.0サプリメント『フォルトナコード』ではPCを15レベルを越して、16レベル・17レベルまで成長させることができる「超越」というルールが追加されました。
『ディルフラム博物誌』では蛮族領である「ディルフラム地方」を解説しつつ、蛮族PCを超越させる方法や、蛮族PCだけが可能な「求道者」となるルールなどが乗っています!

さらには「蛮族名誉点」などのルールもここで追加されました。

リプレイ『ドラゴンスレイヤーズ3 ‐神ならざる者に捧ぐ鎮魂歌‐』

リプレイ「ドラゴンスレイヤーズ」シリーズは超越者を使ったリプレイであり、シリーズ最終巻の第3巻ではキャラクターを変更し、蛮族PCが2人増えています。
それぞれ超越した蛮族PCと求道者の蛮族PCで、かなり迫力のある展開を楽しめます。

ソード・ワールド2.0における蛮族PCの歴史 まとめ

ソード・ワールド2.0(SW2.0)の10年間の展開において、蛮族PCは順々に追加されていたことがわかりました。

  • 『バルバロステイルズ』
  • ドレイク(ブロークン)
  • ダークトロール
  • ラミア
  • ライカンスロープ
  • コボルド
  • 『カルディアグレイス』
  • ウィークリング
  • ラルヴァ
  • 『イグニスブレイズ』
  • ダークドワーフ
  • バルカン
  • 『バルバロスブック』
  • ドレイク(ナイト)
  • バジリスク
  • リザードマン
  • ケンタウロス
  • フィジカルマスター技能
  • 『ディルフラム博物誌』
  • 超越
  • 求道者
  • 蛮族名誉点

『アウトロープロファイルブック』

ついにここからがソード・ワールド2.5です。
展開3年目となる2021年6月18日にサプリメント『アウトロープロファイルブック』が出て、ウィークリングが追加されました。

いわゆる「蛮族PC」ではないものの、蛮族をプレイヤーキャラクターとして使えるようになりました。

『アーケインレリック』

展開5年目となる2023年7月20日にサプリメント『アーケインレリック』が出て、ダークドワーフが追加されました。

やはり「蛮族PC」でも「蛮族」ではないものの、蛮族サイド(のこともある)種族をプレイヤーキャラクターとして使えるようになりました。

『バルバロスレイジ』

いよいよ2024年6月20日にサプリメント『バルバロスレイジ』が発売されます。
ここでは全10種の蛮族PCが追加されます!
他にもフィジカルマスター技能・シナリオ・舞台設定などなどが乗っている、「蛮族PCスタートブック」的なサプリメントです。

詳しくは以下で紹介しています!

まとめ

長くなりましたが、ソード・ワールド2.0まで遡っての蛮族PCの歴史、お楽しみいただけたでしょうか?
『バルバロスレイジ』へのワクワクが少しでも高まっていれば幸いです!

昨日は「蛮族PCで遊ぶ際の注意点」を公開しています。
こちらもぜひぜひご覧ください!

予告

『バルバロスレイジ』の発売となる2024年6月20日の夜、「蛮族PC」で遊べるGMレスシナリオを公開予定です。
「蛮族PC」を使って、1人で遊ぶことができるシナリオです。

ぜひ遊んでください!

ところで(その1)

昨日、ソード・ワールド2.5の同人 布教用シナリオ 「ウォフト=ルーバの研究所跡」のPDF版を公開しました!

TALTOと弊サイトで公開していた「ウォフト=ルーバの研究所跡」のPDF版です!
PDF用にAdobe InDesignを学び直して、いい感じのレイアウトにできた気がします。

Boothで公開していますので、ぜひ見てみてください。

ところで(その2)

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