
(C)北沢慶/グループSNE
他のページよりも気軽に書かせてもらってます。
ご了承の上、お読みいただければ幸いです。
『ウルシラ博物誌』が来たぞ!!!
ソード・ワールド2.5(SW2.5/ソドワ)の最新サプリメント『ウルシラ博物誌』が発売されました!!
わっしょーい!
嬉しいです!!
ということで今回は『ウルシラ博物誌』をお迎えさせていただいた勢いそのままに、この最新サプリメントの魅力を、感想を交えて紹介していきます!
よろしくお願いします。
相変わらず「博物誌」はオシャレ!
まずは表紙から目次までの10ページ、旅雑誌のような雰囲気で、とってもオシャレです。
「博物誌」シリーズ毎度のことですが、ほんとこの地方に惹き込まれます。
ウルシラ地方に行ってみたくなります。
しゃちほこ丸は電子書籍派なのですが、紙書籍も手元に置いておきたくなります……。
『ウルシラ博物誌』の流派を紹介!!
では気になっている人が多いであろう『ウルシラ博物誌』掲載の流派について紹介していきます。
持っている人は感想を共有する気持ちで読んでいただければと思います。
持っていない人は買う際の参考にしてください〜!
なお、流派一覧も数日内に更新予定です。合わせてよろしくお願いします。
さて、『ウルシラ博物誌』には6つの流派が掲載されています。
1つずつ見ていきましょう。
ソムバートル制圧弓騎兵団
エユトルゴ騎兵国に伝わる、ライダー技能とシューター技能を組み合わせる流派です。
騎芸【チャージ】を〈ボウ〉や〈クロスボウ〉でも使えるようになるということで、これまでになかったキャラクタービルドができそうです。
……が、正直なところ、僕はあんまり良いキャラクタービルドが思いついてません。
データ面に強い方に期待です。
なんにせよ前衛シューターに脚光が当たるのは嬉しいですね!
ハールーン魔精解放術式
ハールーン魔術研究王国に伝わる真語魔法・操霊魔法・深智魔法をハイリスク・ハイリターンにする流派です。
やはりソーサラー技能とコンジャラー技能に関する流派がきましたね。
なお「深智魔法」はサプリメント『メイガスアーツ』で追加された、ソーサラー技能とコンジャラー技能を同時に習得することで使えるようになる特殊な魔法です。
使用者は「ウィザード」と呼ばれることもあります。かっこいいですね。
出目に自信があるPLや、人間PCに良さそうですね。
ウル・ディ・ガウル秘薬刀術
アヴァルフ妖精諸王国連邦の森林遊撃剣士隊(毒殺部隊)によって作られたレンジャー技能の流派です。
秘薬を「薬溝加工」を施した武器に仕込んで戦う、ヤバい流派です。
なお毒属性の攻撃は抵抗されたり無効化されたりしやすいので注意が必要です。
エルフが耐性を持っていたり、バジリスクのほか、アンデッド・魔法生物・魔動機は「毒無効」を持っています。
ところで、改めて確認したら蛮族PCとしてのバジリスクは「毒無効」を持っていないんですね。ご注意ください。
とにかく、秘薬を使って戦うの、RP含め面白そうなので、使ってみたいです。
アヴァルフ口伝・森択演奏術
「アヴァルフロ」ではなく「アヴァルフ口伝」です。
僕はさっきまで読み違えて、「アヴァルフロ」ってなんだろう??? ってなってました。
こちらもアヴァルフ妖精諸王国連邦に伝わる流派で、バード技能の流派です。
妖精の力を借りるということで〈妖精の楽器加工〉をした楽器を使って演奏します。
陽性とはいえ、秘伝にフェアリーテイマー技能を持っている必要はありませんが、MPを消費する必要があります。
MPは精神力によって決まるので、同じく精神力を必要とするバード技能とは相性がよさそうです。
ただし例外的に、グラスランナーはMPを持たないことは注意が必要です。
オークファルト念闘術
セブレイ大樹海にて、見通しの悪い森林で戦うために考えられた、グラップラー技能とダークハンター技能の流派です。
ダークハンター技能は昨年11月に発売されたサプリメント『アビスブレイカー』で追加された技能ですね。
秘伝《念武肢》で格闘武器を作り出すなど、グラップラー技能をより強化する感じです。
さすがにダークハンター技能だけで格闘攻撃はできません。
ただし秘伝《破邪光束》はグラップラー技能とは関係なく、純粋なとダークハンター技能の秘伝です。
ダークハンター技能でできることがより広がって面白いですね。
ダークハンター技能についてはあまり考察できていないのですが、改めてこの流派【オークファルト念闘術】を含め考えてみたいと思います。
サプリメント『アビスブレイカー』については以下のページで紹介していますので、よければ合わせてご覧ください。
ガムベイ奈落技術討究派
魔神との戦いの最前線、スフバール聖鉄鎖公国で生まれた「アビススキル」を強化する流派です。
スフバール聖鉄鎖公国はリプレイ&データ『冒険者たちの幻獣戦線』の舞台にもなっていて、魔神に支配されている「ザムサスカ地方」との戦闘が続いています。
「アビススキル」はリプレイ&データ『冒険者たちの幻獣戦線』で登場し、サプリメント『アビスブレイカー』に再掲されています。
アビス強化より危険な「アビススキル」をより危険にする、危険な流派です。
「アビススキル」は使ったことがないので、しっかり『アビスブレイカー』含め読まないとなかなかわからないですね……。
『ウルシラ博物誌』のアイテムと騎獣
まだバーっと見ただけなのですが、気になるアイテムがいくつもあります。
特に紹介したいのが〈霊馬乳酒〉です。
お高いとはいえ透明になれるのはかなり便利そうです。
関連して、騎獣が1体追加されています。
幻獣バヤール、〈霊馬乳酒〉の原料の乳を出す、馬のような幻獣です。設定がすごくいいですね。
ぜひともゲットしたいです。
馬繋がりで、楽器〈馬頭琴〉は面白いですね。
使い道は思い浮かびませんが、高いわけでもないのでせっかくなら使ってみたいです。
フレーバーアイテムとしては〈樹海トビウオ〉が面白いですね。
『ウルシラ博物誌』の「ワールド」パート
ウルシラ地方の国が満遍なく語られています。アヴァルフ妖精諸王国連邦についてはしっかり11の国について紹介されています。
ここはもう少し詳しく読み込まないとですね。
魔神に支配されているザムサスカ地方についても語られています。
これはありがたいですね。
シナリオを書くなりなんなりする際にしっかり読み込みます。
『ウルシラ博物誌』の「文化」パート
『ブルライト博物誌』では「衣服」が、『ドーデン博物誌』では「食」が、それぞれフィーチャーされていたこのパート。
今回『ウルシラ博物誌』では「住まい」かと思っていましたが、「拵え」でした。
各国の特産品の差異などがわかります。
個人的には〈魔法の発動体〉のデザインに流行があるのが面白かったですね。
『ウルシラ博物誌』の魔物
個人的にはボス級幻獣の「ラスアンタール」が過去の事件込みで刺さりましたね。
悲しい事件です……。
個人的には敵としてではなく、NPCとして出してあげたいなって思います。
通常の魔物のなかでは、蛮族の「デモニック・バルバロイ」が気になります。
こちらは蛮族と魔神の力を持つデータで、任意の蛮族と魔神を組み合わせる場合の指針も書かれています。
これはかなり神要素ですよ……!
その他、この魔物でシナリオ書きたいなって魔物データがいっぱいです。
相変わらず世界観への落とし込み方がとってもすき……。
まとめ
いやー、今回も面白かったですね。
個人的には馴染み深いハーヴェスとユーシズがある『ブルライト博物誌』や、鉄道と飯とかいう僕得な『ドーデン博物誌』に比べると、『ウルシラ博物誌』は僕に刺さらないかなって思っていたのですが、開けてみたらめっちゃ刺さりました。
特に幻獣バヤール、オークスレイプニル、魔物デモニック・バルバロイが良かったですね……。
特にオークスレイプニルについては(おそらく)事前情報もなかったので、不意打ちで突き刺さりました。
ソード・ワールド2.5サプリメント『ウルシラ博物誌』、とっても面白いです!
「博物誌」シリーズはどれから買っても大丈夫ですので、もし気になった方はぜひ!!
次は和風サプリ『泡沫世界 龍骸剣刃譚』
早くも来月3月19日には 和風 な世界で遊べるサプリメント『泡沫世界 龍骸剣刃譚』が発売されます!
流派のうち【ソムバートル制圧弓騎兵団】とか【ウル・ディ・ガウル秘薬刀術】は和風な世界にも合いそうなので、カスタムして遊ぶのも良さそうですね!
当サイトでは『泡沫世界 龍骸剣刃譚』についてもいろいろ紹介・予想・妄想をしていますので、ぜひご覧になってください。
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