SW2.5 シナノシマの神話と歴史 ソード・ワールド2.5×和風ファンタジー

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神紀文明時代のシナノシマ
カタミナス以前
カタミナスが来る前のシナノシマについてはほとんど何もわかりません。一説によれば当時から晴れが少ない気候だったようです。
また、カタミナスを迎え入れた小神がいると唱える学者もいますが、真偽不明となっています。
カタミナス
"黄昏の勇将"カタミナスは初期に第三の剣カルディアから神格を得た大神です。
神紀文明時代の第二の剣陣営との戦いでは最前線で戦っていましたが、同じ第一の剣陣営である"太陽神"ティダンへと争った末、敗れてシナノシマへと逃げ落ち、力尽きました。争いの原因として、カタミナスが"穢れ"を持っていたことが原因であるという説や、カタミナスが「ヒヒイロカネ」を生み出す魔剣をティダンから奪ったことが原因であるという説が考えられています。
カタミナスが力尽きたことで、カルディアが砕けるより前のシナノシマに第三の剣の力が満ちました。これはカルディアが砕けたことによってラクシアに満ちることになる「マナ」とほぼ同等のものでした。しかし、マナに多少の差異があったことによってシナノシマは他とは異なる様相となりました。
その最たる例が妖の発生です。
カタミナスが力尽きた場所はカミスワも面するスワ湖であるとされています。
御式
カタミナスがシナノシマへと逃げ落ちてきた際、カタミナスに従ってシナノシマへ来た人々を「式」と呼び、その中でも最高位のものを「御式」と呼びました。
カタミナスが力尽きた後、御式がシナノシマを統治しました。御式はカミスワを拠点としていました。
魔法文明時代のシナノシマ
御式の統治
他の大陸が魔法文明時代に入っても御式による統治が数百年続きました。
式は親子関係ではなく師弟関係によって継がれており、また御式も最も優秀な式が継いでいました。
新御式の乱
魔法文明時代の後期になるころ、御式になれなかった1人の式が「新御式」を名乗ってマツモトで反乱を起こしました。これまでも中小規模の反乱は起きては収められていましたが、この反乱はついに収められることはなく、10年ほど続いた末に御式を破りました。
なお御式からは「荒」、市民からは「荒御式」と呼ばれていました。
将軍による平定
新御式が御式を破った数年後、「カーコウ・ブラックビット」という人間によって新御式が討たれました。カーコウはもともと有力な式だったと言われています。
カーコウはそのまま新御式の作ったマツモトの城を改造すると、自らシナノシマを統治しました。そして「御式」ではなく「将軍」と名乗り始めました。
大陸との交流
魔法文明時代には他の大陸との交流の記録が残されていません。このことでシナノシマには真語魔法や操霊魔法が伝わってきませんでした。
ティダンによってシナノシマが「禁足地」として定められ、少なくとも魔法文明時代中期まではこのことが伝わっていたからだと考えられています。
魔動機文明時代のシナノシマ
将軍による統治
他の大陸で魔法文明が滅び魔動機文明時代が興るなか、シナノシマでは将軍による統治が大破局が起こるまで120代2000年ほど続きました。
将軍は世襲ですが、いつの間にかタビットになっていました。現在ではカーコウは人間に変身していたタビットなのではないかとか、魔法文明時代の将軍がタビットに変身して子供を産んだのではないかとか考えられています。
かつて御式がカタミナスから預かったとされる妖刀「ムラクモ」が将軍の証として代々引き継がれていました。
大陸との交流
魔動機文明時代中期、アルフレイム大陸の冒険家「マルコ・アース」(人間/男)が魔動船舶でシナノシマへ到達し、アルフレイム大陸などとの交流が始まりました。
カミスワ港が交易用に整備され、多い時で1年に数回、少ない時でも2年に1回程度の周期でアルフレイム大陸などから魔動船舶がやってきました。カミスワ港にはアルフレイム大陸から来た人のための施設も整備され、ライフォスとキルヒアを祀る「アルフレイム神殿」はその象徴的な存在でした。
大陸との交流は〈大破局〉発生まで数百年続きました。
大破局
〈大破局〉の際の蛮族侵攻は、他の大陸に比べればかなり小規模で、魔神も少しばかり増えただけでした。それでも妖との闘いにおけるパワーバランスは崩れ、あと少しで全滅のところまで追い込まれてしまいました。
特に最も栄えていた街であるマツモトは妖によって蹂躙され、人族が住めない土地になってしまいました。
現在カミスワで精力的に活動している「黒龍隊」はもともとマツモトの元住民によって結成されており、現在でもマツモト奪還を最大の目標としています。
『シナノシマ』目次
メインページ
- 注意事項/お願い
- 影響を受けた作品
キャラクター作成
- シナノシマの追加種族と希少種
- クローリーについてはこちら
- 希少種についてはこちら
- シナノシマで使用不可能な種族
- シナノシマ固有の技能
- ガーディナー技能(陰陽師)についてはこちら
- アパリシャー技能(妖術師)についてはこちら
- 技能について
- 使用されない技能
- 習得可能な技能一覧
種族「クローリー」
- 初期習得言語
- 習得不可の技能
- クローリーの生まれ
- クローリーの能力値の決定
- 種族特徴
- [鳥の翼]
- [羽の舞]
- 種族特徴の強化
- [不屈の精神]
- クローリーの妖術師
- クローリーの妖術剣士
希少種
- 能力値の変更
- 種族特徴の変更
- [跳躍]
- 種族特徴の強化
- 能力値の変更
- 種族特徴の変更
- [暴走]
- 種族特徴の強化
- 能力値の変更
- 種族特徴の変更
- [獣変貌(妖獣)]
- 種族特徴の強化
- 種族特徴の変更
- 種族特徴の変更
- [地上の鳥]
- 種族特徴の強化
ガーディナー技能と陰陽術
- 習得可能な言語
- 行える判定
- ガーディナー技能を制限される種族
- 陰陽術の使用条件
- 魔法の発動体
- 移動
- 発声
- 自由の確保
- 鎧の制限
- 儀式を用意するためのアイテム
- 結界について
アパリシャー技能と妖術
- 習得可能な言語
- 行える判定
- 妖気感知判定
- ガーディナー技能を制限される種族
- 妖術の使用
- 対象
- 1回の手番での複数の妖術の使用
- 使用HPの上昇
- 例
特殊神聖魔法
- アルフレイム大陸の神々
- "黄昏の勇将" カタミナス
- "毒鉄神" ラ・ハーヴァキル
流派
- 流派秘伝について
- 流派秘術について
- シナノシマの流派一覧
アイテム
- カテゴリ〈カタナ〉の武器
- 〈カタナ〉Bランク
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- 〈カタナ〉SSランク
- カテゴリ〈投擲〉の武器
- 〈投擲〉Bランク
- 〈投擲〉Aランク
- 動物
- ホース
- マンモス
- 幻獣
- 魔動機
- ヒヒイロカネとは
冒険
- シナノシマの人口
- シナノシマの言語
- シナノシマの気候
- カミスワの人々
- カミスワ周辺
冒険の舞台
- シナノシマの人口
- シナノシマの言語
- シナノシマの気候
- カミスワの人々
- カミスワ周辺
NPC
- "陰陽頭" セイメイ(クローリー/45/男)
- "夜守り人" コーソン(メリア(長命種)/155/男)
- "太政官" ユリウス・アプセダール(人間/50/男)
- "無敗の武士" ガライザ・ブデンゲン(ドワーフ/45/男)
- "黒の血統" フランク・ブラックビット(タビット/28/男)
- "死に損ない" ダンブルク(ナイトメア/75/男)
- "秘書軍曹" バレイザ・ゴダイア(シャドウ/36/男)
魔物
- 妖の共通能力
- 反応:攻撃的
- 属性を持つ
- 追加ダメージ
- 妖一覧
- 主なシナノシマ固有の蛮族
- アヌビス
- オブシディアンバジリスク
- クロケパラウラ
- "蛮都"ナガノシ
- "毒鉄神"ラ・ハーヴァキル
- 魔神
- アンデッド
- 幻獣
- 動物
- 植物
- 魔法生物・魔動機
- 妖精