映画ダンジョンズはTRPG好きにオススメ

2023/4/8
ブログでは僕が考えたことを、基本的に考えた順に書いています。
他のページよりも気軽に書かせてもらってます。
ご了承の上、お読みいただければ幸いです。

このブログでは

このブログでは「映画ダンジョンズ」こと、映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」について、紹介しつつ、感想を述べたいと思います。

「ネタバレクッション」まではネタバレなしで行くのでまだ見てない人も安心して読んでください。


「映画ダンジョンズはTRPG好きにオススメ」としましたが、目次にある通りTRPGを知らない人にもおすすめです。

ぜひこのブログを読んで、映画を見てきてください。


なお、 僕はTRPGはいろいろやっているものの、D&Dはやったことがありません

D&D経験者にはより楽しめるのかもしれませんが、 D&DをやったことないTRPG好きな人でも楽しめる ってことを伝えられたら幸いです。


また、僕は映画をあまり見ない人です。

2023年に入ってからは「RRR」「シン仮面ライダー」そして「映画ダンジョンズ」と3作品目でしたが、2022年は多分一本も見ていません。

そういう、映画ファンではない人の視点ですのでご了承ください。

映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り」とは

2023年3月31日に公開された映画です。

アメリカで作られ、日本でも吹替上映がされています。


アメリカの俳優については全然知識がないのでわからないのですが、少なくとも吹替キャストはなかなかに豪華です。

詳しくは上記公式サイトを見てください。

原作がTRPG

この映画は、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(D&D)と言うTRPG を元にして作られた映画です。

「TRPGって何?」と言う方は、この映画を見た後で、こちらのページを読んでもらえればと思います。


この「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は世界最初のRPGとされるゲームです。

みなさんご存知だろう「ポケットモンスター」シリーズも、「ドラゴンクエスト」シリーズも「RPG」ですが、その最初がダンジョンズ&ドラゴンズなのです。


また、もちろんですが、 最初のTRPG でもあります。

「クトゥルフ神話TRPG」も「ソード・ワールド」も直接的であれ間接的であれ影響を受けています。

ダンジョンズ&ドラゴンズはファンタジー

ダンジョンズ&ドラゴンズはファンタジー作品です。

この映画でも 魔法 魔法のアイテム が出てきますし、 鳥人間 悪魔の血を引くとされる種族「ティーフリング」 などの種族も出てきます。

ドラゴン だって出てきます。


中世ヨーロッパのような街並み を、さまざまな種族の人たちが行き交う様を見られる映画です。

「笑いあり」「笑いあり」「笑いあり」「涙もあり?」なコメディ

特に事前情報なく見にいったので、バトルメインのシリアスな映画かと思っていましたが、 全然違いました

もちろん 迫力ある戦闘シーン もありますが、基本的にコメディで、 笑いどころが溢れています!

TRPGが好きな人、TRPGに興味がある人にオススメな理由

まずソード・ワールド2.5などのファンタジーtrpgが好きな人、興味がある人へ。

「絶対に見てください。」

ファンタジー世界への解像度が上がり、今後のTRPGがより楽しめると思います。


さて、 この映画はファンタジーTRPG好きに限らず、全TRPG好きにおすすめ の映画です。

その理由を以下で解説していきます。


GMとPLの反応を考えるともっと楽しめる

「この人、GMのお気に入りのNPCなんだろうな」「この時PL焦っただろうな……」「GMが機転をきかせてPLのアドリブをどうにかしたな」みたいに思うシーンがたくさんあります!

これ、めちゃくちゃ面白いです。


YouTubeでTRPG動画を見るのが好きな人 には特におすすめです。

TRPG映画を人気にできる!

今回の映画を見に行く人が増えるとどうなるか、それは 映画業界が「TRPGは売れるコンテンツだ」 と思うようになります。


現在、日本のTRPG界隈ではまだら牛さん(YouTube)がクトゥルフ神話TRPGのシナリオ「狂気山脈」を元にした&link_https://nakedpeak.jp/,アニメ映画「狂気山脈ネイキッド・ピーク」を作ろうとしていますが、 このようなプロジェクトがより広がっていく ことになります!

現在は人気配信者で人気シナリオライターのまだら牛さんだからこそなんとか進んでいる映画化ですが、今後あなたの好きなシナリオが映画になったら……、最高じゃないですか?


ぜひ映画館へ足を運びましょう。

前述の通り、 面白いのは確か です。

TRPGを知らない人にもおすすめ

ここまではTRPGを知っている人向けでしたが、ここからはTRPGを知らない人向けです。

特別に言えることは少ないのですが、 迫力があって作り込まれたファンタジー作品 でありつつ、 めちゃくちゃ笑えるコメディ な要素も強く持っている作品です。

ぜひ見にいってください。


見にいって、「ああいう冒険がしたいな」ってなったら、ぜひ同じファンタジーTRPGのソード・ワールド2.5をやりましょう!

ソード・ワールド2.5は D&Dより安く始められる ことがおすすめポイントです。ソード・ワールド2.5について詳しくはこちら

特撮好きにもおすすめ

実写のファンタジー映画である都合、割と特撮みたいなところがあります。

特撮好きの方にはおすすめしたいです!

ネタバレクッション

ネタバレあり感想

いや、めちゃくちゃ面白かったです。

エドガン・ホルガ・サイモン・ドリック、めちゃくちゃ良いパーティーでした。

これ、TRPGでやったらもう次のセッション決めるやつですよ。これで終わりは勿体無すぎる。映画も続編を……。


ゼンクはNPCなのかなと思ってみていましたが、本当に良いキャラクターですね。

上手くツッコミ、ツッコまれやすいボケをし、基本的にお助けプレイに徹し、最後は美味しいとこを譲る……。GMをして「お助けキャラ」を使う際の参考になります。

なお、お助けキャラについてはハルーラガイドの感想ブログもご覧ください。


ゼンクといえばレッドドラゴンが出てきましたが、あれはかわいかったですね。

あれでいて割としっかりピンチに追い込んでくるの、良いものです。

「ここ・そこの杖」の出番を作りつつ、最後はPLの発想力で突破されるの、いや〜良いですね……。


敵繋がりだとフォージとソフィーナ、どちらもそれぞれ良いキャラクターでした。

個人的にはフォージ普通に好きなんですが……ああいうのが好きなんですよ……なんだろうね……。

ソフィーナは終始強い魔法使いって感じで、良いラスボスでした。


序盤の話、あの始まり方は良かったですね。シリアスな映画かと思って身構えちゃいましたが。

エドガンが面白すぎるのよな。

で、その後ホルガの良さが出てきて、で、後半でサイモンが覚醒、ほんと良い構成ですね。

ドリックはかわいい。


いやほんと、 ドリックが可愛くてやばかった です。ツッコミ役としても、サイモンとの関係も。

そして アウルベアが可愛いのよ可愛すぎるのよ

何あのモンスター。今度ソドワに出して良いですか??

ソード・ワールド2.5のドルイドとは違うD&Dのドルイドもまた良いですね。

ちなみに、宮本明香さん(Twitter)のツイートが流れてきたのですが、 素晴らしいイラスト でした。

ドリック好き、アウルベア好きは 絶対見て ください。


この映画って結局、アウトローたちの物語で、負け組たちの物語なんだと思います。

そこが良かった。

エドガンのダメなとこが、すごく人間味があって、ほんとよかったです。


ってことで、続編を希望します!

彼らには「英雄になりました」は似合わない気がするんです。もう1回立場とか色々失って冒険に行ってきてください!

最後に

興奮そのままに、はちゃめちゃな感想を書いてしまいましたが、読んでくださりありがとうございました。


そして映画関係者の方に感謝を込めて。

ありがとうございました。


多分もう1回見にいきます。

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