ソドワ最新サプリ 『バルバロスサーガ』 紹介と感想!
他のページよりも気軽に書かせてもらってます。
ご了承の上、お読みいただければ幸いです。
『バルバロスサーガ』発売!
ソード・ワールド2.5(SW2.5/ソドワ)の最新サプリメント『バルバロスサーガ -蛮族と人族の英雄譚-』が発売されました!
このサプリメント『バルバロスサーガ』は「蛮族PC」についていろいろと詰まっているサプリメントです。
今回はこの『バルバロスサーガ』について、一読しての感想と簡単な内容紹介を行なっていきます!
パーっと読んで、かなーり面白かったです!
かーなーり、充実感あります!
『バルバロスサーガ』の主な内容
まずは簡単にサプリメント『バルバロスサーガ』の内容について紹介します!
この後にそれぞれの項目についての詳しめの紹介と感想もあるので最後まで読んでいってください。
サプリメント『バルバロスサーガ』の主な内容としては以下のような、「蛮族PC」関連のものとなっています。
新たな「蛮族PC」データ(3種)
- ドレイクブロークン
- ラミア
- ラルヴァ
新たな神と特殊神聖魔法
- 武妖精カゲツ
- 魔狩王ドレイヴェン
- 酔悦神ドゥヴルーク
魔物データ
サプリメント『バルバロスレイジ』で「蛮族PC」として登場したバーバヤガーや今回登場したラミアなどが魔物データとしても追加されました。
ワールドガイド
ゴーント地方全体についてやクラスダナール島について、クラスダナール島とイルサン島の間にあるキルクルストク群島について、ゴーント地方の脅威となっている魔域帝国について、などなどが紹介されてています。
盛りだくさんです。
シナリオ
- 「蠢く森の探索」
- 3レベル程度(成長2回)のウィルダネスシナリオ
- 『バルバロスレイジ』収録シナリオ「鉤爪の行方」の続編
- 「穢れが分かつ境界線」
- 4〜5レベル向けのダンジョンシナリオ
- 人蛮混合の地が舞台
- 「"奈落の魔域"を彷徨う者」
- 7レベル程度(成長17回)のシナリオ
- 人蛮混合パーティーが想定されている
もちろんどれも「蛮族PC」で遊べるシナリオです。
簡易シナリオ
イベントをランダムに組み合わせて気軽に遊べる「簡易シナリオ」の「蛮族PC」版が登場しました!
依頼サンプルが8個、道中イベントが36個、中間戦闘が 8つのレベル帯×4つの環境×6パターン で192個、ボス前イベントが6個、掲載されています。
その組み合わせは全部で……(計算が難しくて諦めた顔)です!
『バルバロスサーガ』で新たに登場した蛮族PCについて
追加になったのは以下の3種の蛮族です。
- ドレイクブロークン
- ラミア
- ラルヴァ
どんな蛮族なのかについては直前の紹介をご覧ください。
また、後日になりますが詳細ページを公開予定ですのでお待ちください。
『バルバロスサーガ』で新たに登場した神様とその特殊神聖魔法について
今回、サプリメント『バルバロスサーガ』では以下の3柱の神が追加され、それぞれの特殊神聖魔法も追加されました!
- 武妖精カゲツ
- 魔狩王ドレイヴェン
- 酔悦神ドゥヴルーク
これはかなりびっくりでした。
リプレイ『異端者たちの蛮歌』で登場した酔悦神ドゥヴルークは来るものだと思っていましたが、他に追加で2柱もあるなんて……。
以下でそれぞれについて、感想を交えつつ紹介していきます。
武妖精カゲツ
「武妖精」と「神」どころか「王」ですら終わらない名前を持つ神様が登場しました。妖精神アステリアの弟とか、妖精の合身とかいわれているようです。
暴れてお姉さんに怒られたあとで反省して人族の守護神になるというエピソードはどことなく日本神話のスサノオ(建速須佐之男命)を彷彿させます。
と思うと、名前は日本神話のカグツチ(火之迦具土神)と似ている気がしてきますね。
特殊神聖魔法は妖精魔法のような、属性を使ったものになっています。
魔狩王ドレイヴェン
(分類上)蛮族であるラルヴァが第一の剣の神である炎武帝グレンダールによって神格を授けられたという神です。
そのため人族からも蛮族からも信仰されています。
魔域を渡り歩き隠れ住んでいたノスフェラトゥ"常夜"を狩るため、"奈落の魔域"の攻略に特別に詳しくなったということで、特殊神聖魔法は"奈落の魔域"に関するものが揃っています。
酔悦神ドゥヴルーク
酒!!!
第二の神にして、リプレイ『異端者たちの蛮歌』でも神官が活躍した神様です。
かなり面白くて大好きです。
サプリメント『メイガスアーツ』で登場した食福神ミィルズとはかなり仲が悪そうですね。
『バルバロスサーガ』で新たに登場した魔物について
サプリメント『バルバロスレイジ』にて「蛮族PC」として突然登場したバーバヤガーとその強化形態のバーバヤガーウィッチが登場しました。
また、今回の『バルバロスサーガ』で「蛮族PC」として登場したラミアの魔物データも掲載されています。
なお、「蛮族PC」関連の蛮族を除くと、他の魔物データの追加はありませんでした。
魔域帝国関連の魔神とかケパラウラとか、ワールドガイドに出てくる"火竜"ストラヴァガルトのデータ追加もいつかあると嬉しいですね。
『バルバロスサーガ』のワールドガイドについて
まずは欲しかったゴーント地方についての説明が載っています。
サプリメント『バルバロスレイジ』ではイルサン島についてのみでしたが、今回はゴーント地方全体に関する説明がありました。
ゴーント地方の主な土地はクラスダナール島とイルサン島という大きな2つの島です。
他にクラスダナール島とイルサン島の間にあるキルクルストク群島があります。
今回のサプリメント『バルバロスサーガ』では、以下のエリアが特に取り上げられています。
- キルクルストク群島
- クラスダナール島(南部)
- "吸血鬼の城" アゼルモ要塞都市
- "魔域に呑まれし最前線" ゲーリガン海岸
魔域帝国
さらに、このゴーント地方を脅かす存在である「魔域帝国」についての紹介も載っています!
「魔域帝国」はゴーント地方の人族にとっても蛮族にとっても脅威となる存在です。人蛮共通の敵として色々使えそうですね。
かなり"奈落の魔域"を操っていろいろやっているようです。
ソード・ワールド2.5らしい、面白い要素ですね。
魔域帝国の中枢を担うのはケパラウラ("奈落の魔域"を研究しているトカゲ型蛮族)のようですが、人族も加担しているようです。
敵も人蛮混合のようで、良いですね……!
地方紹介
ソード・ワールド2.5にこれまで登場した地方や国などについては以下のページにまとめています!
後日、サプリメント『バルバロスサーガ』で紹介されている地方や国などについても追記予定ですので、合わせてご覧ください。
『バルバロスサーガ』のシナリオと簡易シナリオについて
シナリオ
「蠢く森の探索」
3レベル程度(成長2回)のウィルダネスシナリオで、サプリメント『バルバロスレイジ』収録シナリオ「鉤爪の行方」の続編になっています。
サプリメント『バルバロスレイジ』のシナリオを遊んでいる途中の人は注意が必要です。
「穢れが分かつ境界線」
4〜5レベル向けのダンジョンシナリオで、人蛮混合の地が舞台になっています。
蛮族PCだけでも、人蛮混合のパーティーでも挑めるシナリオのようです。
「"奈落の魔域"を彷徨う者」
7レベル程度(成長17回)のシナリオで、人蛮混合パーティーが想定されているようです。
簡易シナリオ
簡易シナリオとは、昨年発売されたサプリメント『ラクシアライフ』で登場した要素であり、イベントをランダムに組み合わせて気軽に遊ぶことができるものです。
今回、サプリメント『バルバロスサーガ』でこの蛮族版が登場しました!
依頼サンプルが8個、道中イベントが36個、中間戦闘が 8つのレベル帯×4つの環境×6パターン で192個、ボス前イベントが6個、掲載されています。
とりあえず8回は遊べそうです。
ソロでも遊びやすくなっているので是非遊んでみてください。
ソロシナリオを公開中です!
僕が作成した、GMなしでも遊べる「蛮族PC」用シナリオを公開中です。
こちらもぜひ遊んでください。
まとめ
発売から2日が経ってしまいましたが、ソード・ワールド2.5(SW2.5/ソドワ)の最新サプリメント『バルバロスサーガ -蛮族と人族の英雄譚-』を一読して、感想を交えつつの紹介をさせていただきました。
先月発売の『バルバロスレイジ』とあわせて、「蛮族PC」で遊びたい気持ちがあるなら絶対に手にしたい1冊です。
もちろん、「蛮族PC」で遊ぶつもりがなくても、ゴーント地方は人族で遊ぶのにもかなり面白い地方になっています。
かなり良いサプリメントです!
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